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2012年09月02日

9月1日 静岡新聞に投書が掲載されました。

9月1日の静岡新聞朝刊「ひろば」の欄に、先日の慰霊祭にご出席された故森下君のお母様の投書が掲載されました。慰霊祭開催に対する感謝のお気持ちを、ていねいにお書きいただいています。
新聞をご覧になっていない方にもご紹介したいので、原文のまま置かせていただきます。

(以下 原文のまま)

同級生の心に
亡き息子今も


磐田市・森下菊江
(主婦 72歳)

 25年前、長男を亡くしました。大学を卒業し、社会人としてこれからという時期でした。心の中で長男と会話し、25年がたちました。

 先日思いがけない慰霊祭の案内をいただきました。「磐田南高校第34回卒業生ご遺族の皆様へ」。出席させていただきました。本当にうれしかったです。友とともに飾られた高校時代の息子の写真を目の前にして、25年の歳月が一瞬消えてしまったように感じられました。同級生が語りかけるように読んでくださった慰霊の詩。息子の笑顔が浮かび、心がとても温かくなりました。

 志半ばで若くして逝ってしまった息子ですが、親、兄弟だけでなく、今も同級生の心のかたすみに生きつづけていることを知り、親として涙が止まりませんでした。「雅史、あなたは決して過去の人ではないよ」。そんな言葉をかけながら、手を合わせました。

 幸せな時間をプレゼントしてくださった関係者の方々に、厚くお礼申し上げます。


(以上です)

9月1日 静岡新聞に投書が掲載されました。






この記事へのコメント
ただただ号泣…。過去の人ではないよ!この一節にお母様の25年のお気持ちすべて含まれていると思います。あぁみんな凄い事したなぁ、良い事したなぁって本当に思いました。慰霊祭に関係された方々すべてに尊敬、慰労、感謝します。(^o^)
Posted by 鈴木あきみち at 2012年09月02日 10:12
そやなあ、ほんとお母さんのお気持ち痛いほど伝わってきます。
早くして逝ってしまった同級生の親族のお気持ち察するに余りあります。
慰霊祭の係りの方々、本当にお疲れ様でした。
もっとしっかり生きんといかんなあ・・・。
Posted by やっさ at 2012年09月02日 15:38
だよな~。
おれも青さんちでしみじみ話をしたとき、かなりやばかったからな~。
Posted by こえだ at 2012年09月03日 16:40
胸が苦しくなって涙が止まりません・・・
きっと今の私達と同じころ最愛の息子さんを亡くされたのですよね・・・どんな気持ちでこの25年間を過ごされたのかと思うと言葉には出来ないけどただただ涙が出ます。
毎日心の中で会話されてきたなんて・・・お母様の深い変わらない愛情が少しずつわかる歳になってきました。
Posted by 清水貴子(佐原) at 2012年09月04日 08:41
森下さんのおかあさんの投稿記事を掲載してくれて、ありがとう。15年前に森下雅史君が亡くなった直後もおかあさんは投稿をされてました。記事が私の手元にあります。そこには「(長男の死に対し)多くの友情に心から感謝」 「生前、彼が言い続けていた、『時間を無駄にするやつはきらいだ』という言葉・・・」。 私は記事を数年ぶりに読み返してしまいました。  慰霊祭の祭壇には、高校当時すなわち私達が思い出に残っ
ている当時のままの顔写真がありました。私達はこうして時を過ごしてきましたが、彼ら彼女らはいつまでも私達の心の中で、あのときのまま、変わることなく生き続けていると・・・。 そして。今こうしている私は、彼らの分まで生きるためには、「時間を無駄にしてはならない」と。8月19日、亡き友の名を読み上げた私達。これからの時間をより一層、お互いに大切に生きていきましょう(だぜぃ!)・・・湿っぽくてごめん。明日は晴れるぞ。
Posted by 生徒番号3826 at 2012年09月05日 23:19
記事を載せてくれてありがとう。載ったことは友達から聞いていましたが、早く読みたかったんです。34回生の多くはこういうことを、頭でなく体でわかる立場になっちゃった。半端ではない経験と感情を共有しているのだと思います。だからみんな、今日も明日も元気でね。
Posted by I組のもん@東京 at 2012年09月06日 16:17
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